先輩ママが教える「失敗しないおすすめのランドセル 10選」

先輩ママが教える「失敗しないおすすめのランドセル 10選」

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「ランドセルって種類が多すぎて…結局どれを選べば良いの?」
「高いランドセルと安いランドセルってどう違うの?」
「ランドセルを選ぶポイントは?どんな違いがあるの?」

小学校入学を控えるお子様をお持ちのママは、いざ「ランドセルを選ぼう!」と思うとブランドや種類の多さに驚きますよね。
どのランドセルを選ぶべきか、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか?

ランドセルは、子どもが小学校で6年間も使うもの。
日々、教科書などの重たい荷物を持ち運びするため、見た目以外にも「背負いやすさ」や「丈夫さ」、「機能面」…など、様々なことが気にかかります。

今回の記事を作成するにあたり、実際にランドセルを購入したことがある方100人へのアンケート調査を実施しました。

ランドセル購入経験者100人へのアンケート調査を実施

また、ランドセルに関するWEBメディアやSNSの口コミなどをリサーチすることで、ランドセル選びで起こりやすい失敗例がみえてきました。

ランドセル選びの失敗例
・子供が気に入ったカラー、デザインのものに決めて失敗した
・子供の負担が少ないようにと「軽さ」を重視して選び失敗した
・販売サイトのレビューが高いものなら間違いないと思い失敗した

一見すると「なぜそれで失敗したのか?」と疑問に思う話ですが、後ほど詳しく説明していきます。

現在36歳で、10歳の男の子と8歳の女の子の2児の母である私は、これまでにランドセル選び・購入を2度経験しています。
そんな私が自身の経験を踏まえてランドセル選びで悩むママやパパのため、最新情報を調べて発信することにしました。

2児の母 安藤

本記事では、失敗しないランドセル選びのために押さえておくべきポイントについて詳しくご紹介いきます。

なお、「カラー・デザインの豊富さ」「背負いやすさ」「丈夫さ」「保証内容」などを基準に総合的に評価して選んだおすすめランドセルランキングも発表するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

私が一押しのランドセルブランド

実際に私が購入してよかったランドセルや、お友達からの評判やアンケート結果が特によかったランドセルブランドを最初にご紹介します!
なお、工房系の場合は売り切れが出てしまって買えないということがありますので、注意が必要です!
一番お得に購入するには、割引がある6月〜7月の間です!

2児の母 安藤

鞄工房山本

鞄工房山本

鞄工房山本の人気商品

「鞄工房山本」は、職人による手仕事でひとつひとつ丁寧なランドセルを作り上げる有名工房系メーカーです。

1949年創業と50年以上の歴史を持ち、現在も全工程を奈良の工房で行い、時代に合った「良いランドセル」を提案し続けています。
デザインはシンプルながらもトレンド感じさせ、20モデル以上の豊富なラインナップを揃えてます。

モデル数 20モデル以上
価格帯 49,900円 〜
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり
おすすめポイント!
・ 全て職人の手作業による製造
・ 工房系メーカーでトップクラスの知名度
・ 全85種類の豊富なラインナップ
・ シンプルなデザインで6年間飽きがこない
・ 5万円以下で買えるモデルもある
私の息子(現在10歳)も6万円台の牛革ランドセルを購入しました!
ラン活でいろんなメーカーのランドセルを見て比較しましたが、鞄工房山本は全て職人さんの手作業で作られているので品質がとにかく素晴らしいです!
「6年間使うものなのでせっかくなら品質がいい物を…」とお考えの方にぜひおすすめしたいブランドです。
ただし、生産数に限りのある人気ブランドのため、毎年6月から8月にかけて売り切れモデルが続出します。
遅くとも6月末までに購入することをおすすめします!

2児の母 安藤

セイバン

セイバン

セイバン ランキング

「セイバン」は、CMでもおなじみの大手ランドセルブランドです。

充実した機能や保証を備えており、素材やデザイン、カラーも非常に豊富なので、たくさんのラインナップからお子様にぴったりのランドセルを選べるようになっています。
50,000円〜70,000円の価格帯が多く、他企業とのコラボレーションランドセルなど、バリエーションも豊富に取り揃えられています。

モデル数 30モデル以上
価格帯 47,300円 〜 93,500円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり
おすすめポイント!
・ 全学年でシェアNo.1
・ 「天使の羽」により負担がかからない設計
・ シンプルなものから可愛いものまでバリエーション豊富
・ 独自の人工皮革「アンジュールクロス」は軽くて丈夫
・ 5万円台〜7万円台の比較的お手頃価格の商品が多い
私の娘(現在8歳)には6万円台のモデルロイヤルシリーズを購入しました!
セイバンはテレビCMもやっていますし、インターネット調査でも「全学年でシェアNo.1」の知名度を誇ります。
どのランドセルを買うか迷った方はセイバンを選んでおけば間違いないですよ!
今なら早期割引10%OFFのお得なキャンペーンを開催中です!
遅くとも6月〜7月の間に購入することをおすすめします!

2児の母 安藤

池田屋

池田屋

池田屋の人気ランドセル

「池田屋」は、シンプルで洗練されたデザインが人気の工房系ランドセルメーカーです。

牛革・クラリーノ・ベルバイオ・コードバンの4つの素材を採用し、工房系だからこそできる、クオリティの高いランドセルが魅力です。
全モデル防水性に優れており、雨の日でも防水カバーなどを必要としないうれしい設計になっています。

モデル数 10モデル以上
価格帯 49,500円 〜 98,000円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり
おすすめポイント!
・ ハイブリット構造で「軽くて、丈夫で、防水性能が高い」
・ 機能性を追求したシンプルなデザイン
・ 「軽く感じる」独自の工夫
・ 変形防止板で通常の1.5倍の強度
池田屋も工房系でトップクラスの人気を誇るブランドです。
ハイブリット構造で「軽くて、丈夫で、防水性能が高いランドセル」に仕上げられています。
デザインはシンプルで、機能性を重視したいという方にピッタリのランドセルです!
池田屋ランドセルは6月に購入ピークを迎えるため売り切れモデルが続々と出てきます。
遅くとも6月末までの購入をおすすめします!

2児の母 安藤

失敗しないランドセル選びの9つのポイント

失敗しないランドセル選びの9つのポイント

いざランドセルを買おう!と思っても、「沢山種類がありすぎて…ランドセルってどうやって選べば良いの…?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

選ぶポイントや注意点が分からず、「価格が安かったから」「お店で勧められた」など、十分に考えず選んでしまうと、「子供が思ったより雑に扱うのですぐボロボロになってしまった…」「サイズが小さすぎて学校で使う大きいファイルが入らない…」など、後々になって後悔することに繋がりかねません。

ここからは「失敗しないランドセル選びのため、知っておくべき9つのポイント」をご紹介していきます。
ポイントを押さえると、満足の行くランドセル選びにグッと近づけますよ。

【ポイントその1】 男の子と女の子のランドセルの選び方のポイント

男の子と女の子のランドセルを選ぶポイントはどう違うのでしょうか?
当サイトがママ100人に聞いた独自のアンケート調査の結果を見ると、男の子と女の子で以下のような違いや傾向があることが分かります。

購入に関するアンケート

チェックポイント
・男の子の場合は「耐久性・丈夫さ」を重視する人が多い
・女の子の場合は「重さ・背負いやすさ」「デザイン」「カラー」を重視する人が多い

また色の選び方については、ランドセルの見た目や印象を大きく左右するポイントですよね。

ランドセル工業会の色に関するアンケート

一般社団法人ランドセル工業会のアンケート結果を見ると分かるように、男の子はかねてより主流の「黒」が70%と一番人気。つづいて「紺」がよく選ばれており、合わせて全体の80%以上を占めています。

一方で女の子はオーソドックスな「赤」以外にも「紫/薄紫」や「桃」など、男の子のような圧倒的な色はなく、分散していることが分かります。
当サイトで先輩ママに独自に行ったアンケート結果でも、女の子の場合は「ライトブルー」「サーモンピンク」「ラベンダー」など、様々な色を選んでいるという結果が得られました。

よって女の子の場合は「赤」以外の色を選んだとしても「浮いてしまうんじゃないか…」という心配はしなくても大丈夫そうです。

ちなみに私の娘は「こげ茶」。息子は紺よりの「青」のランドセルを購入しています。
娘の同級生を見ても、やはり男の子は「黒」や「紺」などの落ち着いた色のランドセルを背負っている子が多いです。

対して女の子は「赤」以外にも「ピンク」や「ラベンダー」を使っている子も珍しくなく、ママ友に聞くと「子どもの好みで色を選んだ」という話も多かったです。
娘の選んだ「こげ茶」のランドセルの子もよく見かけますよ!

2児の母 安藤

【ポイントその2】 金額の高いランドセルと安いランドセルの違い

「ランドセルは、どのくらいの価格が平均なの?」
「安いランドセルは、見ただけで分かる?いじめられたりしないかな…」
「どのくらいの値段のランドセルなら、失敗しにくい?」

ランドセルの価格は、種類やバリエーションの多さと同様、多くのママが悩むポイントですよね。

ランドセルの平均購入金額

一般社団法人ランドセル工業会の購入金額に関するアンケート

(引用:一般社団法人ランドセル工業会のアンケート調査)

一般社団法人ランドセル工業会のアンケート結果をみると分かるように、皮などの原材料の高騰や、多様化するニーズなどによって、ランドセルの平均価格は年々上昇傾向となっています。

アンケート結果によると、40,000円〜54,999円のランドセルを選ぶ人が最も多く、次いで55,000円〜64,999円。また65,000円以上と答えた方もかなり多くなっているのが分かりますね。

「高いランドセルと安いランドセルは、何が違うの?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。
様々な理由がありますし、価格だけで良し悪しは決められませんが、ランドセルに使用されている“素材”の違いが価格に一番大きな影響を与えています。

素材については、次項で詳しく解説していきます。

【ポイントその3】 素材の種類と軽さ

ランドセルの素材には、クラリーノ(人工皮革)、牛革、コードバンの3種類が主に使われています。

素材によって耐久性や手入れのしやすさが変わり、6年間に渡り影響するため非常に重要なポイントです。
ちなみにクラリーノは人工皮革、牛革とコードバンは本革と大きく2つに分けることもできます。

それぞれに長所・短所があるので、押さえた上でランドセルを選びましょう。

重さ 耐久性 耐水性 価格 バリエーション
クラリーノ 軽い 中程度 高い 比較的安価 豊富
牛革 中程度 高い 中程度 高い 少なめ
コードバン 重い 最も高い 中程度 最も高い 少なめ

ここからは、それぞれの素材の特徴について詳しくご紹介します。

クラリーノ(人工皮革)

現在流通している7割以上のランドセルに使われているのが、クラリーノ(人工皮革)です。
クラリーノのメリットとデメリットは、以下のようになります。

メリット デメリット
・軽い
・耐水性がある
・手入れが簡単
・カラーバリエーションやデザインが豊富
・比較的安価
・本革と比べると傷がつきやすく、強度がない
・本革ほどの質感や高級感は得られない

クラリーノは、なんといっても軽いという特徴があるため、身体の小さな子どもの負担を軽減したい場合には、こちらがおすすめです。
また耐水性が高く、手入れが簡単なのもポイントと言えるでしょう。

最近は技術が進化したため、傷つきにくく、強度も上がっていますが、耐久性は本革に劣ります。

牛革

以前のランドセルの素材で主流だった素材が牛革です。
牛革のメリットとデメリットは、以下のようになります。

メリット デメリット
・耐久性・強度が優れている
・高級感がある
・経年変化を楽しめる
・重たい
・耐水性がクラリーノに劣る
・手入れが必要
・価格が比較的高い

耐久性が高いため衝撃にも強く、また革の高級感も感じられます。
優れた加工技術によって以前より軽量化し、耐水性も以前より増していますが、やはりクラリーノと比べると重量があり、手入れなども必要です。

コードバン

コードバンは高級皮革として知られており、馬のお尻からわずかな量しか取ることのできない、非常に希少な素材です。
コードバンのメリット・デメリットは以下のようになります。

メリット デメリット
・高い耐久性・強度
・最も美しく、高級感がある
・経年変化を楽しめる
・最も重たい
・耐水性がクラリーノに劣る
・手入れが必要
・最も高価

ランドセルの中でも最も高級な素材なので、品質が高く、見た目の美しさや高級感を楽しみたい方におすすめです。
ただし価格が高く、重たいことや、牛革と同様、手入れが必要となるのがデメリットです。

【ポイントその4】 大手ブランドと工房系の違い

ランドセルを調べていると「大手ブランド」「工房系」と、大きく2つに分類されていますよね。
大手ブランドは「セイバン」や「フィットちゃん」など。
工房系は「鞄工房山本」「池田屋」などがあります。

主な特徴や違いは、以下の表のようになっています。

大手ブランド 工房系ブランド
製造方法 工場で大量に製造する 手作業の工程が多く、生産数が限られている
価格 比較的安価 比較的高価
カラーバリエーション
デザイン
豊富 大手より少ない
シンプルなデザインが多い
販売時期 通年
(中には売り切れるモデルもある)
2月〜4月に販売開始。
夏頃に売り切れるものも多い

大手ブランドは、もちろん手作業部分もありますが、工場でミシンを使って大量生産をしています。
そのため在庫も豊富で、価格も比較的安価なものが多く、手に入りやすいのが特徴です。

一方、工房系は一つ一つ職人が手作業で作り上げるため、大量生産が難しく、価格も高い傾向にあります。
また人気の工房系ブランドの場合、生産数も限られているため、夏頃の販売ピークを待たずして完売してしまうことも…。

特に工房系の人気ブランドの場合、5月のゴールデンウィークシーズンには完売になるブランドや、コードバンなどの生産数が少ないものは販売開始すぐに売り切れることも多いです。
気になっている方は、売り切れ前に購入するようにしましょう!

【ポイントその5】 ランドセルは耐久性が重要

ランドセルは6年間使用するものなので、耐久性も非常に重要なポイントです。
耐久性の高いランドセルは、丈夫で型崩れもしにくく、安心して使えます。
しかし耐久性の低いものを選んだ場合、破損して修理が必要になったり、買い替えが必要になったりすることも…。

チェックポイント
・ランドセルの大マチ部分に、型崩れを防ぐための補強材は入っているか
・摩擦が多く痛みやすい部分(取り出し口や底面コーナー部分など)の補強がされているか
・耐久テストは実施されているか

安心して使うためにも、ぜひチェックしておきたいポイントです。
ここからは3ブランドの耐久性を見ていきましょう。

セイバンは「2重構造」で型崩れしにくい!

セイバンの二重構造

(引用:セイバン

セイバンのランドセルは、6年間安心して使えるためのこだわりがたくさん!
セイバンが独自開発した軽さと丈夫さに優れた芯材「タフかるプレート」を本体に使用し、荷物の取り出し口も補強がされているので、型崩れしにくいランドセルになっています。
底のコーナー部分も、生地を二重にすることで対策。摩擦に強く、見た目の美しさも保てます。

そのほか背カンと呼ばれる「肩ベルトとランドセル本体をつなぐパーツ」などの耐久テストで厳しくチェックされたものが使用されています。

フィットちゃんは「三方一体強化プレート」で約3.5倍の強度を実現

フィットちゃん三方一体型プレート

(引用:フィットちゃん

フィットちゃんのランドセルには、型崩れを防ぐ「三方一体強化プレート」で補強し約3.5倍の強度となっているほか、耐久テストによって十分な強度が実証された「背カン」を使用しているのが特徴です。

底や側面部分など、直接地面などと接する部分には「チリ構造」を採用することで摩擦を軽減。そして痛みやすい部分は生地を二重にすることで対策しています。

【ポイントその6】 大きさ・サイズ選びの大事なポイント

最近の小学校ではA4サイズのノートや教科書よりも大きい「A4フラットファイル」を使う機会が多く、これが入るかどうかが重要なポイントです。
ランドセルもA4フラットファイルに対応したタイプ(内寸横幅23cm以上)が多くなりましたが、中にはもう少し小さめの「A4クリアファイル」にしか対応していないタイプ(内寸横幅22cm)のものもあります。

A4フラットファイルは授業でも使うものですし、先生に提出もするので、きれいに持ち運びたいですよね。
そのため、なるべくA4フラットファイルサイズに対応している大きさのランドセルを選ぶようにしましょう。

【ポイントその7】 背負いやすさの決め手は「肩ベルト」にある

ランドセルは、子どもが毎日背負うものですし、教科書などを入れると重量も増すため、「背負いやすく、軽く感じるランドセル」を選んであげたいですよね。
それぞれのブランドでも「背負いやすさ」を研究・追求し、こだわりの「肩ベルト」や「背カン」が使われています。

ここからは大手3ブランドの肩ベルトや背カンについて詳しく見ていきましょう。

セイバン

セイバン天使のはね

(引用:セイバン

セイバンはCMでおなじみの「天使のはね」の背カンによって、肩ベルトが立ち上がり、ランドセルが背中にフィットするため、背負いやすく、重さも感じにくい構造となっています。

また肩ベルトについても、クッション性が高く身体に沿う形となっているため、肩が痛くなりにくく、またズレにくいのも特徴です。

フィットちゃん

フィットちゃん背カン

(引用:フィットちゃん

フィットちゃんのランドセルは、左右別々に背カンが動き、それと連動して肩ベルトも動きます。
これによって子どもの体が大きくなっても、ランドセルの上げ下ろしが楽にでき、窮屈さも感じにくくなっているのです。

肩ベルト自体も湾曲した作りで体に密着するため、ランドセルが軽く感じられるようになっています。

【ポイントその8】 「全かぶせ」と「半かぶせ」のメリット・デメリット

全かぶせ
半かぶせ

(引用:池田屋

ランドセルにはカラー以外にも見た目を大きく左右するポイントとして「全かぶせ」か「半かぶせ」かが挙げられます。

ここからは、両者のメリット・デメリットをご紹介します。

全かぶせ

全かぶせ

(引用:池田屋

ランドセル本体がかぶせですっぽりと覆われており、安心感のあるデザインです。

メリット デメリット
・収納量が多い
・かぶせとランドセルの間にも荷物を挟める
・ラインナップが豊富
・ランドセルを倒さないと錠前が開けられない

半かぶせ

半かぶせ

(引用:池田屋

半かぶせのランドセルは、縦型と横型があるほか、かぶせの長さが様々で、個性的なデザインを楽しめます。
ただし、横型の場合は「ロッカーに入らない」などで困ることもあるので、購入を検討している方はあらかじめ確認しておきましょう。

ロッカーイメージ

メリット デメリット
・おしゃれなデザイン
・倒さなくても錠前が開けられるため、荷物の出し入れが簡単
・周囲とかぶりにくい
・収納力が全かぶせに劣る
・ランドセルカバーの種類が限られる
・ロッカーに入らないことがある
・簡単に開けられるため、防犯上の懸念がある
・錠前の開閉時、かぶせの跳ね返りが強くケガをする恐れがある

【ポイントその9】 6年間保障について

ランドセルは6年間使うものなので、大切にしていても、どうしても傷がついたり、壊れてしまったりする場合もあります。
そんな時に頼れるのが、各ランドセルメーカーの「保証」です。

ランドセルを購入した先輩ママたちに実施したアンケートでも「購入したランドセルの良かった点」で「6年保証がある」と答えた人が多く、注目ポイントであることが分かりますね。
ただし「保証あり」となっていても、内容はそれぞれ異なるため事前にしっかり確認しておくことが重要です。

チェックポイント
・6年保証の有無
・保証の内容(有償・無償、送料など)
・ランドセルの貸し出しの有無

「ラン活」ってなに?今年のラン活スケジュール

小さなお子様がいるご家庭では「ラン活」という言葉を幼稚園や保育園でよく目にしますよね。
「気になっているけど、よくわからない。」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
ここからは、具体的な「ラン活」の内容や活動をご説明します。

ラン活とは?

「ラン活」とは「入学を控えた子どものランドセルを購入するための活動」を指します。

近年のランドセルは選びきれないほど多種多様です。
各ブランドから、機能性やデザイン・カラーにこだわった様々なランドセルが販売されています。

ランドセルは1年を通して販売されていますが、入学ギリギリになって慌てて購入しようとしても、人気のものや気に入ったランドセルが手に入らず「失敗した…!」となりかねません。

そのため、早めの情報収集や事前準備などの「ラン活」が必要となるのです。

2022年度入学向けラン活予想スケジュール

「具体的にラン活って、いつ、何をしたら良いの?」とお悩みの方に向けて、昨年度の動向をもとに「2022年ラン活予想スケジュール」を作成しました。

2022年度に入学を控えるお子様がいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1月〜3月 ・子どものランドセルの希望を確認
・同時に気になったブランドへの資料請求をする
4月〜5月 ・次年度のランドセルの展示、予約が開始
(店舗や百貨店で実際に見た目や背負った感覚をチェック!)
5月〜9月 ランドセルを購入する
(人気ブランドや人気ランドセルは早々に売り切れるため、購入を検討している場合は早めのご判断を!)
10月〜12月 ・人気ランドセルは売り切れの場合が多くなる
・ランドセルが到着しだす
12月〜3月 ・ランドセルが到着する
・売れ残ったランドセルが値引きされ販売されるようになる

なお、近年はランドセルの購入時期が早くなってきている傾向があります。
(工房系ブランドは特に早いです。)

焦らず購入するためにも、早めにラン活を開始するのがおすすめです。

ランドセルはいつ買えばいい?

ランドセルの購入を検討し始めた時期

ランドセル工業会検討時期

(引用:一般社団法人ランドセル工業会のアンケート調査)

「一般社団法人 ランドセル工業会」が行ったアンケート調査の結果によると、既に4月には「1年後」の入学を想定してランドセル購入の検討を開始する人が多く、夏までには大半の人が購入を意識していることが分かりますね。

独自に行ったアンケート結果でも「年長の4月頃に各社のパンフレットを6種類ほど取り寄せました。」「GWに両親に購入してもらうために、2ヶ月くらい前から探し出しました。」など、やはり早くから準備した人が多かったようです。

ランドセルを購入した時期

ランドセル工業会購入時期

(引用:一般社団法人ランドセル工業会のアンケート調査)

また実際のランドセル購入時期のピークは8月となっており、多くのご家庭で入学の半年前には購入が完了しているのが分かります。

「より良いランドセル」を選ぶため、年々検討・購入時期は早まる傾向にあります。
また、人気ブランドや限定ブランドについては、販売開始後すぐに売り切れてしまうこともあるので、早めに検討・購入をするようにしましょう。

私の経験上は、6月、遅くとも7月には購入することを強くオススメします!

2児の母 安藤

ランドセルはどこで買えばいい?

ランドセルは、たくさんの購入先があります。

  • メーカーの公式サイト
  • 百貨店や専門店
  • 量販店・通販ショップ
  • 転売サイト(メルカリ・オークションなど)
どこで購入すべきか迷う方も多いかもしれませんが、「ブランドの公式サイト」から購入するのが一番のおすすめです。

2児の母 安藤

ブランドの公式サイトで購入するメリットは以下の通りです。

  • 偽物などの心配がない
  • ネット限定のセールなどを行っている場合があり、お得に購入できるケースも多い
  • 自宅で他ブランドと比較しながら、ゆっくりと選べる

祖父母に購入してもらうときにも、ブランドの公式サイトであれば分かりやすく、お願いもしやすいでしょう。

また修理をしたい場合でも、ブランド側に情報が残っているため、スムーズに依頼できるというメリットもあります。

おすすめランドセルブランドランキング 10選

さて、ここからはいよいよ、おすすめランドセルブランドをご紹介します。

冒頭で説明したランドセル選びの重要なポイントを押さえ、更に実際の口コミアンケートなども考慮し厳選しているので、安心して選んでくださいね。

鞄工房山本

鞄工房山本

鞄工房山本の人気商品

「鞄工房山本」は、職人による手仕事でひとつひとつ丁寧なランドセルを作り上げる有名工房系メーカーです。

1949年創業と50年以上の歴史を持ち、現在も全工程を奈良の工房で行い、時代に合った「良いランドセル」を提案し続けています。
デザインはシンプルながらもトレンド感じさせ、20モデル以上の豊富なラインナップを揃えてます。

モデル数 20モデル以上
価格帯 49,900円 〜 190,000円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

セイバン

セイバン

セイバン ランキング

「セイバン」は、CMでもおなじみの大手ランドセルブランドです。

充実した機能や保証を備えており、素材やデザイン、カラーも非常に豊富なので、たくさんのラインナップからお子様にぴったりのランドセルを選べるようになっています。
50,000円〜70,000円の価格帯が多く、他企業とのコラボレーションランドセルなど、バリエーションも豊富に取り揃えられています。

モデル数 30モデル以上
価格帯 47,300円 〜 93,500円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

池田屋

池田屋

池田屋の人気ランドセル

「池田屋」は、シンプルで洗練されたデザインが人気の工房系ランドセルメーカーです。

牛革・クラリーノ・ベルバイオ・コードバンの4つの素材を採用し、工房系だからこそできる、クオリティの高いランドセルが魅力です。
全モデル防水性に優れており、雨の日でも防水カバーなどを必要としないうれしい設計になっています。

モデル数 10モデル以上
価格帯 49,500円 〜 98,000円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

萬勇鞄

萬勇鞄

「萬勇鞄」のランドセルは、品質が高く、豊富なカラー・デザインが魅力的です。
負荷の大きい部分は職人の手縫いで仕上げられているほか、傷に強い「シボ加工」の素材も選ぶことができるので、丈夫なランドセルを探している方にぴったりです。
また、かぶせを開いた時に見えるネームプレートも標準仕様なので、まさに「自分だけのランドセル」で、お子様も気に入ること間違いないでしょう!

モデル数 30モデル以上
価格帯 53,900円 〜 101,200円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

フィットちゃん

フィットちゃん

「フィットちゃん」は、CM放送もしている、有名なランドセルブランドです。

左右別々に動く肩ベルトで背負いやすく、ランドセルのふちが光る「安ピカッ」など、多様なニーズに対応できるようになっています。
50,000円台、60,000円台のラインナップが多いですが、価格帯も幅広く、刺繍やワンポイントなどのデザインも豊富。
国内でもトップクラスの販売実績を誇るブランドです。

モデル数 40モデル以上
価格帯 40,700円 〜 99,000円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

カバンのフジタ

カバンのフジタ
山形県に本社がある、雪国東北生まれの「カバンのフジタ」

厳しい雪国ならではの防水加工、360°どこからでも目立つ反射材など、安心・安全のランドセルとなっています。
シンプルなキューブ型ですが、カラフルな背当てやワンポイントの刺繍・反射材で個性もバッチリ。コンパクトながらも収納力は十分(A4フラットファイルにも対応)、かつ軽量と、子どもに優しい設計となっています。

モデル数 15モデル以上
価格帯 58,000円 〜 98,000円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

キッズアミ

キッズアミ
「キッズアミ」は、70年を超えるランドセルの老舗で、定番の全かぶせ以外にも半かぶせ(縦型・横型)やデニム調の加工がされたランドセルなど、幅広く個性的なデザインが選べるのが魅力です。

もちろん老舗ということもあり、技術力も高く、丈夫に作られています。また取り外し可能な仕切り板なども付いているので整理しやすく、使い勝手も良いランドセルとなっています。

モデル数 25モデル以上
価格帯 58,300円 〜 121,000円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

羽倉(HAKURA)

羽倉
「羽倉(HAKURA)」のランドセルは、工房系ブランドの中でもカラーバリエーションが豊富で、鋲のないシンプルでモダンなデザインが特徴です。

高い技術力の証「豊岡鞄」の認定も受けており、見た目の美しさだけでなく背負いやすさや丈夫さも優れています。
職人によって一つ一つ丁寧に作られている分、生産数も限られているので、売り切れも早い傾向にあります。

モデル数 7モデル以上
価格帯 52,800円 〜 110,000円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

モギカバン

モギカバン(MOGI)

1929年に創業し、伝統ある技術力とモダンなデザインで人気の工房系ランドセルメーカーです。

熟練の職人がひと針ひと針丁寧に仕上げたランドセルは、手に取るとその上質さがしっかりと伝わってきます。
コードバン、牛革、人工皮革と合わせて182種類取り揃えられており、お子様の好みにピッタリ合うランドセルがきっと見つかりますよ。

モデル数 15モデル以上
価格帯 53,000円 〜110,000円
対応素材 人工皮革、牛革、コードバン
6年保障対応 あり

澤田屋ランドセル

澤田屋ランドセル
「澤田屋ランドセル」は、お手頃な価格で、高品質なのが一番の特徴です。

「安かろう悪かろう」という言葉もありますが、澤田屋ランドセルの場合は、独自ルートで仕入れ、更に店舗数を減らすことによって、高品質でも安価なランドセルの販売を可能にしています。
またデザイン性も高く、男の子・女の子用ともにかっこいい・かわいいデザインとなっています。

モデル数 5モデル以上
価格帯 36,800円 〜 39,800円
対応素材 人工皮革
6年保障対応 あり

初めてランドセルを買う方のよくある質問

こちらには、初めてランドセルを購入される方からよく寄せられる質問と回答をまとめてみました。
ランドセル選びのお悩み解消に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ランドセルの色で迷っています

実際にランドセルを購入した方からのアンケートの結果としては、男の子は「黒」や「紺」などのシンプルなカラーがよく選ばれていますが、女の子はオーソドックスな「赤」以外にも「紫/薄紫」や「桃」など、好みに合わせて多様なカラーから選ばれる傾向となっています。

「この色のランドセルで浮いたりしないかな…」と心配な方は、通学予定の小学校の在校生が使用しているランドセルの色をチェックしてみるのもおすすめですよ。

ランドセル工業会の色に関するアンケート

(引用:一般社団法人ランドセル工業会のアンケート調査)

ランドセルは誰が買う?

こちらはランドセル購入時の支払いを行った人のアンケートをまとめたものです。
ランドセルを購入した人
半数以上のご家庭が「両親」次いで多いのが「祖父母」という結果となっているのが分かりますね。

祖父母が購入する場合には、事前に相談しておかないと、デザインや色、ブランドなどの意見が合わず、後々不満を抱いてしまうケースもあります。
また被って購入してしまう場合もあるので、入学を控えるお子様がいるご家庭は、あらかじめ話し合っておくことをおすすめします。

子供と意見が合わない時どうすればいい?

色やデザインなど、ランドセル選びで子どもと両親の意見が合わなくて困っている、という話はよくあります。
最終的にランドセルを選んだ人

アンケート結果を見ると、最終的に購入を決めるのは「子ども」と答える方が半数以上。
やはり実際に6年間使用する、子どもの意思決定を尊重したいと考えるご両親が多いのが分かりますね。

お下がりや中古品ってあり?なし?

相手からのご厚意でお下がりをいただく場合や、転売サイトなどで中古品の購入を検討することもあるかもしれませんが、品質や保証の観点から言うと「なし」と言えます。

お下がりや中古品は既に使い込まれており、ランドセル自体が傷んでいたり、破損一歩手前だったりという場合もあるでしょう。また破損しても、保証が効かない場合も多いです。

気持ちの面で言っても、新入学で多くの子が新品のランドセルを背負っている中、お子様だけがお下がりや中古品であれば目立ちますし、なにより嫌がってしまうでしょう。

入学を控えてワクワクしているお子様には、ぜひ自分だけのランドセルを選んであげることをおすすめします。

ランドセルカバーって必要?

最近のランドセルは、どの製品も十分な防水・防汚対策がされているので、基本的に不要です。
ファッション要素や、交通安全を目的として、カラフルなカバーをつけるのは良いでしょう。

ただし付けたままの状態にしておくと湿気が溜まり、素材が劣化してしまうこともあるので、その点には注意が必要です。

6. まとめ

いかがでしたか?お子様に合ったランドセルは見つかりましたか?

この記事が、これからランドセル選びをされる方のお役に立てると嬉しいです!

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ではまたお会いしましょう!